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秋の「ツルの自然体験学習会」を開催しました
 10月下旬、ツル類の渡来時期となり、東中筋小学校と東中筋中学校の子どもたちを迎えて、秋の学習会を開催しました。

■日時:平成28年10月25日(火) 14:00〜15:30
■場所:中筋川江ノ村箇所・中山箇所
■参加者:約50名(児童生徒25名、その他スタッフ等)

 子どもたちは、はじめに、二番穂が実る江ノ村箇所の水田を訪れ、当会の会員有志で草を刈り、地元の方と協働で耕作と管理を続けたことにより、荒廃した休耕田が今のような環境の水田に復元されたことを聞きました。そして、ツルを呼び寄せるための模型「デコイ」の足下に土をかぶせ、えさ場・ねぐらづくりの作業を完了させました。
 続いて、国土交通省の方から、「四万十川自然再生事業(ツルの里づくり事業)」で中筋川と樋門の間の段差をなくし、樋門の中をツルのえさとなる小魚(カワムツ、オイカワ等)などが通ることができるという説明を受けました。また、生き物の専門家の方から、実際に水田脇の水路には、小魚や川と海を行き来しながら生活するミゾレヌマエビ、モクズガニなどがたくさん生息しており、良好な環境になっていることを学びました。
 その後、初夏の学習会で稲を植えた中山箇所の人工湿地に移動。夏の大出水に耐え、黄色く色付いている稲穂を確認し、ホッとした様子でした。
 「今年も昨年のようにたくさんのツルが来て、他の地域から注目されて、四万十市を訪れる人が増えたらよいと思います」と、頼もしい感想をくれた子もいて、取り組みが地域づくりにも役立つことを理解してもらえていることに、会員一同、大変嬉しく感じました。


《写真》 ※写真はクリックすると大きくなります。
上:説明を聞く子どもたち
中:水生生物の観察
下:デコイの設置
 
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