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「平成21年度 第2回ツルの自然体験学習会」を開催しました
次世代を担う子どもたちへの環境教育として、またツル類が飛来・越冬しやすい環境整備の一環として、地元の小中学生を対象とした「ツルの自然体験学習会」を開催しました。

■日時:平成21年11月6日(金) 9:50〜12:00
■場所:四万十市中山地区、江ノ村地区
■参加者:約50名(児童生徒31名、その他スタッフ等約20名)

参加した四万十市立東中筋小学校の6年生と東中筋中学校の1年生は、ツルの生態や越冬環境の整備、四万十市周辺への飛来状況などについて国土交通省から説明を受けた後、現地でデコイ(ツルを呼び寄せるための模型)の設置などを体験しました。

中山地区では、澤田佳長氏(野生生物環境研究センター所長)より、デコイの設置目的などについて、デコイは上空に飛来したツルを当地に呼び込むために有効であるとの解説がありました。また、夏に撒いたモミの二番穂がツルの餌になるのですが、それを多くのカモ類が食べてしまうといった課題についても説明されました。
続いて訪れた江ノ村地区では、当地はもともと自然豊かな立地条件なのですが、ツルが飛来するためには草刈りや水田での耕作など、見晴らしのよい環境を復元することが重要であることが強調されました。

説明を受けた子どもたちは、デコイに次々にさわってみて、ツルの大きさを感じ取ってくれたようでした(デコイは実物よりも少し大きく造られています)。また、環境にやさしい米づくり(無農薬米の栽培)を実践しているグループから有機農法に関する説明があり、伐採した草を粉砕して肥料とする特殊なトラクターを用いた除草作業も見学しました。


《写真》
上:デコイの設置体験
中:デコイの見学(ツルのまねをして元気よく手を広げる子どももいました!)
下:説明を聞く子どもたち
デコイは、中山地区に1体、江ノ村地区に2体設置されています。
 
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