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ツルの里づくりに取り組む佐賀県伊万里市を視察!!
平成23年2月5日、四万十川・中筋川流域と同じく国をあげた「ツルの越冬地分散化」の候補地となっている佐賀県伊万里(いまり)市へ、会員11名で視察に行ってきました。

ツルは現在、鹿児島県出水(いずみ)市に集中して越冬していますが、伊万里市はちょうど繁殖地である中国東北部やロシア極東域から朝鮮半島を経て出水市に渡っていくルート上にあり、ツルは玄界灘に面した伊万里湾にある広大な干拓地(東山代干拓:65ha)に飛来します。視察に行った際には、越冬中の4羽のマナヅルが私たちを出迎えてくれました。

伊万里市では、平成15年度から行政が中心となってツルの越冬地づくりに取り組んでおり、干拓地という決まった場所にツルが飛来する利点を活かして、冬場は干拓地全体をネットで囲んで立入禁止にしたり、給餌(餌やり)を行ったりと、さまざまな越冬環境の整備が行われていました。また、ツルをひきつけるために空に向かって鳴き声を放送するなど実験的な取り組みも行われており、思いついたことやできることには何でもチャレンジしている様子が印象的でした。


《写真》 ※写真はクリックすると拡大します
上:伊万里市の方から、取り組みの数々をスライドでご紹介いただきました。
中:警戒心の強いツルを驚かさないように、冬場は干拓地は立入禁止となっています(写真は、立入禁止の看板と干拓地をぐるりと取り囲む外敵侵入防止ネット)。
下:広大な干拓地では4羽のツルが越冬していました。
 
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