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秋の「ツルの自然体験学習会」を開催しました
「上空を飛ぶツルの姿を見た!」という声が四万十市内で聞こえ始めた10月29日、東中筋小学校と東中筋中学校の子どもたち26名が、渡来してきたツルがいつでも餌を採り、羽を休めることができるように、ツルのえさ場、ねぐら管理の仕上げを行いました。

■日時:平成27年10月29日(木) 10:00〜12:00
■場所:中筋川中山箇所・間箇所・江ノ村箇所
■参加者:約50名(児童生徒26名、その他スタッフ等)

子どもたちは、はじめに、夏に自分たちがモミ撒きをした中筋川中山箇所と間箇所のえさ場のイネの育ち具合を確認。間箇所は夏の出水でモミの一部が流され、稲穂の間に隙間ができて雑草が繁っていましたが、中山箇所では当会会員が植えた稲穂が黄色く色づいてえさ場全体を覆っているのを目の当たりにして、ホッと一安心しました。

続いて、江ノ村箇所を訪れ、小学生はツルを呼び寄せるための模型「デコイ」の足下に土を被せて設置を完了させた後、長年の風雨で汚れた普及啓発の看板を清掃しました。
また、中学生は、警戒心の強いツルが周辺を見渡し安心して過ごせるように、活動に協力して下さっている四万十ロータリークラブの方々とともに、えさ場の周囲の草刈りを行いました。

「ツルの自然体験学習会」は、後継者の育成を目指して平成18年度から実施している取り組みで、小学生にとっては初めての、そして中学生にとっては2度目の体験となります。「ツルが当地に留まってくれるためには餌の確保が重要であるとわかってきたので、近年は餌の確保に力を注いでいます。地元での理解も深まり、二番穂を残してくれる農家も増えてきました」との説明に、子どもたちは大きく頷き、真剣な表情で話を聞いてくれました。


《写真》 ※写真はクリックすると大きくなります。
上:えさ場のイネの生育状況の確認
中:啓発看板の清掃(小学生)
下:えさ場の周囲の草刈り(中学生&四万十ロータリークラブの皆さん)
 
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